中西夏之 展「Halation・背後の月 目前のひびき」
2004年3月26日(金)- 5月1日(土)
中西夏之は1935年に生まれ、現代日本を代表する画家として美術館による個展や回顧展が度々開催されるなど、常に高い評価を得ています。
画家の仕事を基本としつつインスタレーションや舞台美術をはじめ、その活動は多岐に渡り、近年では2002年に東京・汐留の電通新社屋ビルでのコミッションワークも行っています。60年代に赤瀬川原平、高松次郎らとハイ・レッド・センターを結成しての活動は言うに及ばず、山海塾を代表に舞踏界への美術面に対する協力も興味深い経歴のひとつです。
本展では、中西夏之の制作活動における本質でもある絵画作品の発表となります。新作の大型絵画と未発表の旧作数点により全体が構成されます。
長いキャリアの中で中西の制作活動は常に斬新であり、今日まで美術界に強い影響を与え続けています。今回の個展でも、また新たな衝撃を我々に与え、鑑賞者はこの展示空間に圧倒されることでしょう。