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展示風景

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李禹煥 展 近作(絵画・彫刻)

2002年4月16日(火) - 5月25日(土)

李禹煥は1936年韓国生まれ。日本の大学を卒業し、60年代後半より「もの派」の中心的な存在として注目を集め、以後アジアを代表する現代美術作家として国際的に活躍し続けてきました。日本に拠点を持ちつつ、近年はヨーロッパでの活動が多くなっています。
昨年はドイツ・ボン市立美術館で大規模な回顧展が開かれた他、高松宮殿下記念世界文化賞(絵画部門)を受賞するなど、今までの芸術活動が高く評価された1年でありました。


改めていうまでもなく、李禹煥の作品は深い思想と精神性を極めてシンプルな表現へと凝縮しており、常に独創性に満ちたものになっています。作品の大きな特徴である洗練された余白の美は、作ることと作らないこと、自分の内と外とを突き詰めていった結果生まれ出る、研ぎすまされた表現であり、国内外を問わず多くの人々の心をとらえています。
また、多数のエッセイ、論文も執筆発表しており、芸術家ならではの視点でとらえた文章表現の中に李禹煥の非凡な感覚がうかがわれます。


本展では、近年日本では個展を開催しなかった李禹煥が、大きなキャンバスに描かれた絵画、鉄板と石を使った彫刻など、まとまった新作を発表しております。70年代、世界中の人々に衝撃を与えた斬新な表現、80年代の解体的な様々な試み、そして90年代のそぎ落とされた表現への変遷を経て、これまでの仕事の集大成が形となり、今また到達した新境地が作品の中で展開されています。


自然光が入り天井高のある広々とした弊ギャラリーにて、作品と場とが呼応しあう、緊張感ある展示空間を是非ご堪能ください。

期間: 2002年4月16日(火)-5月25日(土)
開廊日時: 火-土(12:00-19:00)(日・月・祝休廊)
作品: すべて新作/漆塗り立体作品5点、水を使用した彫刻1点