李禹煥 2007年9月14日(金)-10月27日(土)
李禹煥は1936年韓国生まれ。1956年に来日以来、日本に在住、制作を行ってきました。また欧州にも拠点を構えており、近年は主に海外で活動しています。
60年代後半から「もの派」の中心的存在として、国内外から評価を得てきましたが、李禹煥の作品制作の姿勢と表現方法はそのような定義を超えた独自のスタイルを確立しています。
現在、ベニスビエンナーレ関連企画として新作による個展「Resonance」を開催中。(11月21日まで。於:ベニス、Palazzo Palumbo-Fossati) 国際的に最も注目されているアーティストの一人です。
本展で李禹煥は新作の絵画と彫刻を発表。 SCAI THE BATHHOUSEでは5年ぶりの、日本では2005年の横浜美術館で開催された近作展以来の個展となります。
大きな画面にほんの少しのストロークが加えられただけの絵画や、手を加えていない形のままの鉄板と石とを組み合わせた彫刻が展示されますが、李禹煥の作品の大きな特徴である「余白」は、「作らない」という意図的な行為によって作り出されています。この姿勢は、李禹煥が作品を制作し始めた時から一貫しており、余白によって作品に無限の広がりが生じ、鑑賞者に大きな自由が与えられることになります。
またこの独特な作品表現は、東西文化のあり方や人の存在や思考について、深い思索を行った結果辿り着いた形態であり、非常に哲学的な問題意識を孕んでいるといえます。
李禹煥の近年の活動を総括した興味深い内容の展覧会です。
→[作家情報はこちら: 李禹煥]
| 期間: |
2007年9月14日(金) - 10月27日(土) |
| 開廊日時: |
12:00-19:00 日・月・祝日休廊 |
| 入場料: |
無料 |
| 展示作品: |
絵画約5点、彫刻約2点 |
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2002年 SCAI THE BATHHOUSEでの展覧会風景
「Resonance」展示風景 2007年 at Palazzo Palumbo-Fossati, Venice © Fondazione Mudima Milano
「Correspondance」、2002年、145.5 x 224.4 cm、キャンバスに油彩
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